【食べない原因、食事だけを見ていませんか?】

輝きベビーアカデミー代表の伊藤美佳です。
「せっかく作ったのに、全然食べてくれない」
「もう少し食べてほしい」
「栄養、大丈夫かな……」
子どもが食べてくれないと、
どうしても私たちは
食事そのもの
を何とかしようとします。
何を食べさせよう?
どう調理しよう?
どうしたら野菜を食べてくれる?
どう声をかけたら食べる?
もちろん、これも大切です。
でも今日は、ちょっと違うところから
子どもを見てみてほしいんです。
例えば、
昨日はよく食べたのに、
今日は全然食べない。
そんな時、
「なんで食べないの?」
だけで終わらせずに、
その子の一日を
少し巻き戻してみてください。
今日はどれくらい身体を動かした?
お昼寝はどうだった?
朝は何時に起きた?
おやつは何時に、どれくらい食べた?
疲れていない?
眠くない?
便は出ている?
機嫌はどう?
こうして見ていくと、
「食べる」だけでは見えなかったもの
が見えてくることがあります。
実は今回、皆さんからいただいたアンケートにも、
「好き嫌い・偏食が気になる」
「食べる量が少ない」
「食事中に遊んでしまう」
という「食」のお悩みだけではなく、
「なかなか寝てくれない」
「睡眠時間が足りているのか心配」
「生活リズムが整わない」
「身体を動かす時間が少ない」
という声もありました。
一見すると、
「食事の悩み」
「睡眠の悩み」
「運動の悩み」
全部、別々の悩みに見えますよね。
でも、子どもの身体は
そんなふうにバラバラには動いていません。
食べる。
動く。
眠る。
呼吸する。
出す。
遊ぶ。
感じる。
人と関わる。
全部つながりながら、
子どもは毎日育っています。
だから、
「食べない」
という一部分だけを見て、
「どうやったら食べさせられる?」
と考えるより、
「この子の身体全体では、今何が起きているんだろう?」
と見てみる。
私は、この視点を
ぜひ皆さんに持っていただきたいと思っています。
子育てって、
一つ問題が起こるたびに
正解を探そうとすると、
本当に疲れてしまいます。
食べないから、
「食べさせる方法」を検索する。
寝ないから、
「寝かせる方法」を検索する。
便秘だから、
「便秘にいいもの」を検索する。
そして情報が増えるほど、
「結局、何をしたらいいの?」
と、また迷ってしまう。
だからこそ、
答えを一つ一つ覚えるのではなく、
「関係を見る」
という視点を持ってほしいんです。
今、元・輝きベビーアカデミーの
インストラクターでもある丸井陽子さんと、
新しい講座の準備を進めています。
この講座で大切にしているのも、
「部分ではなく、関係を見る」
「静止ではなく、流れを見る」
という考え方です。
食だけを学ぶのではありません。
食を入口にして、
身体のこと。
睡眠のこと。
運動のこと。
排泄のこと。
環境のこと。
そして子どもの育つ力。
それらをつなげながら
見ていきます。
そして目指すのは、
誰かの正解をそのまま実践することではなく、
わが子を観察して、
考えて、
「じゃあ、これを試してみよう」
と自分で選べるようになること。
これができるようになると、
子どもに何か起こるたびに
慌てて「正解」を探しに行かなくても、
まず、
「この子を見てみよう」
から始められるようになります。
まずはどんなことが学べるかを
体験会でお話ししていきます。
体験会の募集開始は
10月8日です。
それまで、このメルマガでも
もう少しお話ししていきますね。
そして今夜、
お子さんの食事で
「どうして食べないの?」と思うことがあったら、
すぐに答えを探す前に、
一度だけ、
「今日、この子はどんな一日を過ごしたかな?」
と振り返ってみてください。
いつもとは違うものが
見えてくるかもしれません。
子どもを見るって、
こういうところから始まるのだと思います。
伊藤美佳
