【その偏食、「好き嫌い」だけが理由でしょうか?】

輝きベビーアカデミー代表の伊藤美佳です。
昨日のメルマガでは、
子どもの「食」について
皆さんからいただいたお悩みをご紹介しました。
「野菜を食べない」
「好き嫌いが多い」
「噛まずに丸飲みする」
「食事中に遊んでしまう」
「何をどれくらい食べさせればいいかわからない」
そして、
「情報が多すぎて、何を信じればいいかわからない」
という声。
今日は、その中でもとても多かった
「野菜を食べてくれない」
について考えてみたいと思います。
子どもが野菜を食べないと、
「どうしたら食べてくれる?」
と考えますよね。
細かく刻む?
好きなものに混ぜる?
味付けを変える?
「一口だけ食べてみよう」と声をかける?
もちろん、工夫することも大切です。
でも、その前に私は、
一度立ち止まって考えてみてほしいんです。
「この子は、なぜ食べないんだろう?」と。
例えば同じ「ニンジンを食べない」でも、
味が嫌なのかもしれない。
匂いが苦手なのかもしれない。
食感が嫌なのかもしれない。
噛みにくいのかもしれない。
見た瞬間に
「これは嫌!」となっているのかもしれない。
あるいは、
お腹が空いていない。
眠い。
疲れている。
食事より他のことに興味が向いている。
ということもあります。
つまり、
「食べない」という結果は同じでも、
その理由は同じとは限らない。
ここなんです。
私たち大人はつい、
目の前に起きていることを
早く「直そう」とします。
食べない。
↓
食べさせなきゃ。
片付けない。
↓
片付けさせなきゃ。
寝ない。
↓
寝かせなきゃ。
でも私は40年以上、
子どもたちを見てきて、
その前にとても大切なことがあると思っています。
それは、
「なぜ、この子は今こうしているんだろう?」
と観察すること。
これは「好きにさせましょう」という意味ではありません。
原因を決めつけずに、
まず、その子を知る。
ということです。
例えば、
同じ野菜でも、
生では食べないのに
柔らかく煮たら食べる。
細かくしたら嫌がるのに
大きなまま自分で持ったら食べる。
家では食べないのに
保育園では食べる。
昨日は食べなかったのに
今日は食べる。
子どもって、ありますよね。
ここにヒントがあります。
「野菜嫌いな子」
と決めてしまうと、
この子は野菜を食べない
しか見えなくなります。
でも、
「どんな時なら食べる?」
「何が違う?」
と観察すると、
その子なりのパターンが見えてくることがあります。
そして、もう一つ。
今回皆さんにぜひ知ってほしいのが、
「食べる」だけを単独で見ない
ということです。
子どもは、
食べて、
動いて、
遊んで、
眠って、
排泄して、
また活動します。
全部、一人の身体の中で起きています。
だから、
「食」の悩みだからといって、
食卓の中だけに答えがあるとは限りません。
ここが今回、
丸井陽子さんにお願いしている講座の
とても面白いところなんです。
単に、
「〇〇を食べさせましょう」
「栄養バランスはこうしましょう」
という学びではなく、
食を入口に、子どもの身体や暮らし、環境、育ちまでつなげて見ていく。
そして最終的には、
誰かが言った
「これが正解!」
を追いかけ続けるのではなく、
わが子を見ながら、
「今、この子には何が必要なんだろう?」
と考えられるようになる。
私は、
これがとても大切だと思っています。
だって、
一番近くで毎日その子を見ているのは、
お母さん、お父さんですから。
もし今、
「うちの子、野菜を全然食べない!」
と悩んでいたら、
今日から一つだけ、
やってみてください。
無理に何かを変えようとする前に、
『観察してみる』
何なら食べる?
どんな食感なら?
どんな調理法なら?
誰と食べている時?
何時頃?
その日はどのくらい身体を動かした?
眠れていた?
機嫌は?
そして、
「食べなかった」だけではなく、
「食べた時」を見つけてみる。
これだけでも、
見えるものが変わってくるかもしれません。
10月8日から募集をスタートする体験会では、
こうして、
「正解を覚える」のではなく
「わが子を見る力」を育てる
ことも大切にしていきます。
講師は、
元・輝きベビーアカデミーインストラクターの
丸井陽子さん。
これから募集開始まで、
私からも少しずつ
「食と育ち」についてお話ししていきますね。
そして次は、
「食べない」のに、実は食事だけ見てもわからない?
食べることと、
睡眠・運動・排泄・生活リズム
がどう、つながっているのか。
ここをお話ししたいと思います。
これを知ると、
「食べさせなきゃ!」
だけで頑張っていたママは、
少し肩の力が抜けるかもしれません。
10月8日の募集開始まで、
楽しみにしていてくださいね。
伊藤美佳
