【ちゃんとしなきゃ!が、子育てを苦しくしていませんか?】

輝きベビーアカデミー代表の伊藤美佳です。
昨日、自己発見プログラムの勉強会で
3か月に一度の「目標達成編」を行いました。
その中で皆さんに、
「なぜ、やりたいのに動けないんだろう?」
「なぜ、わかっているのに変えられないんだろう?」
ということを考えていただきました。
すると、いろいろな言葉が出てきました。
「ちゃんとできない自分が嫌」
「失敗するのが怖い」
「人からできないと思われたくない」
「もっと頑張らないといけない」
そして、皆さんが気づいたことがあります。
それは、
自分を止めていたのは、能力がないからではなく、
自分の中にある“思い込み”だったのかもしれない
ということです。
これ、子育ても同じなんです。
たとえば朝。
子どもがなかなか着替えない。
何度言っても動かない。
だんだんイライラしてくる。
でも、そのイライラの奥を見てみると、
「遅刻させちゃいけない」
「ちゃんとした母親でいなきゃ」
「人に迷惑をかけないようにしなきゃ」
そんな自分の中の
「〜しなきゃ」
が隠れていることがあります。
子どもがゆっくりしている。
これは事実です。
でも、
「早くさせなきゃ」
「ちゃんとさせなきゃ」
という意味をつけているのは、
私たち大人なんですよね。
だから同じ行動でも、
ものすごく腹が立つ日と、
「まあ、今日はそんな日か」
と思える日がある。
子どもは同じでも、
私たちの心の状態や考え方が違うんです。
昨日、ある受講生さんが
とても素敵な感想をくださいました。
「古い思い込みを悪いものだと思っていました。
でも、それは今まで自分を守ろうとしてくれていたもの。
「今まで守ってくれてありがとう」と手放すという考え方に驚きました」
私はこの言葉、
とても大切だと思っています。
たとえば、
「ちゃんとしなきゃ」
という思い込み。
それはもしかしたら、
ちゃんとしていると褒められた。
失敗すると怒られた。
人に迷惑をかけないようにと言われてきた。
そんな経験から、
「ちゃんとしていれば大丈夫」
という考え方ができたのかもしれません。
だから、
その思い込みを持っている自分を
責めなくていいんです。
まずは、
「今まで私を守ってくれてありがとう」
でいい。
でも、今の自分にはもう必要ないなら
少しずつ変えていけばいい。
そして、この思い込みは
子育てにもそのまま出てきます。
自分が
「ちゃんとしなきゃ」
と思っていると、
子どもにも
「ちゃんとしなさい」
と言いたくなる。
自分が
「失敗しちゃいけない」
と思っていると、
子どもが失敗する前に
先回りしてしまう。
自分が
「人に迷惑をかけちゃいけない」
と思っていると、
子どもが外で少し騒いだだけで
必要以上に焦ってしまう。
そんな時、ぜひ一度だけ、
自分に聞いてみてください。
「私は今、何を怖がっているんだろう?」
子どもの失敗でしょうか。
それとも、
子どもが失敗した時に
「親の私がどう見られるか」でしょうか。
ここに気づくだけでも、
子どもへの見方が少し変わってきます。
昨日、別の方は
ワークの中でこんな言葉が出てきたそうです。
「本当はもっと子どもを信じたい」
素敵ですよね。
「信じる」というのは、
何もしないことではありません。
その子が自分で考える時間を待つこと。
失敗する経験を奪わないこと。
困った時には助けるけれど、
できるところまでは任せること。
これも、信じることです。
そして昨日、
「私は怖さがあってもチャレンジしていい」
と書いてくださった方もいました。
「チャレンジしていい」
だけではなく、
『怖さがあっても』
と入れたら、
すごく楽になったそうです。
これ、子育ても同じです。
「怒らない母親にならなきゃ」
ではなく、
「イライラする日があっても、またやり直していい」
「いつも子どもを信じなきゃ」
ではなく、
「心配になる私がいても、少しずつ子どもを信じていけばいい」
「完璧にやらなきゃ」
ではなく、
「全部できなくても、今日一つできればいい」
それでいいんです。
今日はぜひ一つだけ、
自分に問いかけてみてください。
最近、子どもにイライラした時、
「私は何を“しなきゃ”と思っていた?」
そして次に、
「本当はどうしたい?」
と聞いてみてください。
もしかしたら、
もっと子どもを信じたい。
ゆっくり話を聞きたい。
笑って過ごしたい。
少し待ってあげたい。
そんな本音が出てくるかもしれません。
子育てを良くしようと思った時、
まず、
自分を責めるところから始めなくて大丈夫です。
その代わり、
自分を縛っているものに気づいてみる。
そして少しずつ、
今の自分に合う言葉に変えていく。
それだけで、
子どもを見る目も少しずつ変わっていきます。
今日の美佳メッセージです。
「子どもを変えようとする前に、
自分を縛っている「〜しなきゃ」に気づいてみる。
自分が自由になると、子どもを見る目もやさしくなる。」
できてる。
できてる。
できてる。
完璧じゃなくて大丈夫。
今日も、ほんの一歩で十分です。
伊藤美佳
