【 「食べないなら片付けるよ!」 その前に見つけた意外な理由】

輝きベビーアカデミー代表の伊藤美佳です。
今日は、ぜひ皆さんにシェアしたい
嬉しいご報告がありました。
「脳・体・心の土台づくり講座」を
受講されているKさんからのご報告です。
Kさんのお悩みは、
「子どもが食事中に席を立って、
トランポリンで遊んでしまう」
ということでした。
食事中に何度も立たれたら、
「座って食べて!」
「食べないなら片付けるよ!」
と言いたくなりますよね。
Kさんも、
これまでそうやって注意していたそうです。
ところが、
インストラクター由佳さんとのセッションで、
「この子は、どうして動きたいんだろう?」
と、行動を止めるのではなく、
身体の側からも見てみることになりました。
そこで、
「動きたくなったら、少し動く時間を作ってみたら?」
というアイデアが出ました。
食事中だから絶対に動いてはいけない、
ではなく、
親子でルールを決めて、
動きたい時には少し動いて、
また戻ってくる。
そして、その日の夕食。
Kさんはお子さんに、
「ご飯の途中で動きたくなったら、
トランポリン跳んでもいいよ。
何回跳ぶ?」
と聞いてみたそうです。
すると、お子さんは、
「1回」
と答えました。
そして、
本当に1回だけジャンプして、
食卓へ戻ってきた。
その後は、
ずっと座って食べていたそうです!!!
私はこのお話を聞いて、
「これなんですよね!!!」
と思いました。
今までなら、
立つ
↓
注意する
↓
また立つ
↓
もっと強く叱る
となっていたかもしれません。
でも、
「どうして立つの?」
と見方を変えたら、
関わり方が変わった。
そして、
お子さん自身が
「1回跳ぶ」と決めて、
動いて、
自分で戻ってきた。
私はここがとても大切だと思っています。
大人が力で
「座らせた」
のではありません。
自分の身体の感覚と折り合いをつけながら、
自分で戻る経験ができた。
もちろん、
すべての「食事中に立つ」お子さんに
同じ方法が合うわけではありません。
椅子や机が身体に合っていないこともある。
足がぶらぶらして
姿勢を保ちにくいこともある。
周りの刺激が気になることもある。
まだお腹が空いていないこともある。
そして、
身体を動かしたい気持ちが強いこともある。
だからこそ、
「立つ=しつけができていない」
と決めつける前に、
「この子の場合は、なぜだろう?」
と見てほしいんです。
Kさんはその後、
身体の左右を協調させる遊びや、
クロスタッチ、
息を使う遊びなども、
お子さんと一緒に楽しみながら
取り入れてくださっています。
そして、
「最初は食事中に動くことだけが悩みだったけれど、
いろいろなことがつながって見えてきた」
と書いてくださいました。
これこそ、
私たちが「脳・体・心」を
一緒に見てほしいと思っている理由です。
子どもの困った行動だけを切り取って、
「どうやったらやめさせられる?」
と考えるのではなく、
この行動の奥で、
今この子に何が起きているんだろう?
と見ていく。
すると、
「困った子」
だったはずの子が、
「何かを伝えてくれている子」
に見えてくることがあります。
昨日のメルマガで、
「この子のここ、直したい」
と思っているところにこそ、
違う見方をしてみてください、
とお伝えしました。
今日のお話も同じです。
子どもを変える前に、
大人の“見る角度”を変えてみる。
それだけで、
今まで見えなかったものが
見えてくることがあります。
Kさん、
そして丁寧に伴走してくださった由佳さん、
素敵な気づきを
シェアしてくださってありがとうございました
