【お世話をしないように伝えてください」と言われた女の子のお話】

こんにちは
輝きベビーアカデミー代表の
伊藤美佳です。
今日は、先ほど個別セッションでお話しした、
ある年中さんのお母さんとのエピソードをご紹介します。
幼稚園の先生から、こんなお話があったそうです。
「Rちゃんは、とてもお世話好きで、お友達にもよく声をかけてくれるのですが、少しお節介になってしまうことがあります。
周りのお子さんが嫌がってしまうこともあるので、ご家庭でも『お世話をしないように』伝えていただけますか?」
そのお話を聞いたお母さんは、とても驚かれたそうです。
「家では弟のお世話もよくしてくれる優しい子なんです。
だから、それが迷惑になっているなんて思ってもいませんでした。
これから何と声をかけてあげたらいいのか分からなくなってしまって…。」
そんなお気持ちを話してくださいました。
私は、そのお話を聞いて最初に思ったことがあります。
それは、
『Rちゃんの才能!!!』です。
人が大好き。
誰かの役に立ちたい。
困っている人を見ると、自然と体が動く。
これは、誰にでもある力ではありません。
将来、この力は
「相手が本当に求めていることに気づける人」
「人を世の中を支えられる人」
「誰も思いつかなかったサービスを生み出せる人」
そんな大きな強みになる可能性があります。
もちろん、お友達との距離感やタイミングは、これから少しずつ学んでいく必要があります。
だからといって、
「お世話をしない子」
に育てる必要はありません。
大切なのは、
「その優しさをどう発揮すれば相手に喜んでもらえるか」
を一緒に育てていくことです。
困った行動をなくそうとするのではなく、
その行動の奥にある才能を見つけ、
育てる方向へ関わっていく。
それが、私は本当の教育だと思っています。
セッションの最後、お母さんは安心した表情でこうおっしゃいました。
「幼稚園や学校で誤解されることがあっても、家庭で我が子を理解してあげればいいんですね。
家庭での関わり方が大切なんだと分かって、安心しました。」
私は、この言葉がとても印象に残りました。
子どもは、家庭で「自分はこのままで大丈夫なんだ」と思える場所があるからこそ、外の世界で少しずつ社会性を学び、成長していけます。
だから私は、困った行動を見るたびに、
「この子は、どんな才能を持っているのだろう?」
そんな視点を、まず持ってみてほしいと思っています。
今月は、このような「困った行動の奥にある才能の見つけ方」についても、お話しする機会を準備しています。
きっと、お子さんを見る目が変わるきっかけになるはずです。
