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【『子どもが変わらないのは、私の問題なのでしょうか?】



こんばんは。

輝きベビーアカデミー代表の
伊藤美佳です。


現在、KAGAYAKI TYPE METHODの
個別セッションが続いています。


お母さんたちのお話を伺う中で、
とても多く聞かれる質問があります。


それは、

「子どもへの対応を変えられないのは、
私自身に問題があるからでしょうか?」


というものです。


子どもが癇癪を起こす。

何度言っても動かない。

兄弟にきつく当たる。

学校で自信をなくしているように見える。


そのたびに、

「私の心に余裕がないからかもしれない」

「もっと自分を整えなければ」

「これまでの関わり方が悪かったのではないか」

と、自分を責めてしまうお母さんがたくさんいらっしゃいます。


もちろん、私たち親の心の状態が、
子どもへの関わりに影響することはあります。


例えば、

「きちんと育てなければ」

「人に迷惑をかけてはいけない」

「私が何とかしなければ」

という思いが強いと、
子どもが思い通りに動かない時に、
必要以上に焦ったり、強く反応
したりすることがあります。


だから、自分の心の癖を
知ることはとても大切です。


でも、それだけで、すべての子育ての
悩みが解決するわけではありません。


なぜなら、自分の心を整えられるようになっても、

「この子は、なぜ今この行動をしているのか」

が分からなければ、実際の場面では
また迷ってしまうからです。


私は、ここには二つの違う視点が
必要だと考えています。


一つは、

「私は、なぜこれほど反応してしまうのか」

と、自分の心を理解すること。


もう一つは、

「この子は、なぜこの行動をしているのか」

と、子どもの心や特性を理解することです。


親の心の問題と、子どもの行動の理由を、
すべて一緒にしてはいけません。


お母さんが悪いから、
子どもが困った行動をする。


そんな単純なものではないのです。


年齢が上がると、悩みが複雑になる?


個別セッションでは、

「幼児期よりも、小学生にな
ってからの方が、困った行動の
理由が分かりにくくなりました」

というご相談もいただきました。


確かに、小学生になると、
行動の背景にはさまざまな気持ちが重なります。


友達との比較。

先生からの評価。

失敗することへの不安。

兄弟への思い。

周囲からどう見られているか。

本当は嫌だけれど、嫌と言えない気持ち。


幼児期のように、

「眠いから」

「お腹が空いたから」

「言葉にできないから」

という理由だけでは、
読み解けない場面が増えてきます。


だからこそ、表面だけを見て、

「反抗的になった」

「やる気がない」

「性格が悪くなった」

と決めつけないことが大切です。


年齢が上がったから、もう対応できないのではありません。


必要なのは、行動をすぐに止める方法を増やすことではなく、

その行動が起きた背景を整理する視点

を持つことです。


その前に何があったのか。

どんな場面で起きやすいのか。

この子は何に傷ついたのか。

何を守ろうとしているのか。

本当は何を分かってほしいのか。


その奥にあるものが見えてくると、
年齢が上がっても、関わり方の軸を失わなくなります。


そして、もう一つ多いのが、


「子どもの自己肯定感が低いのは、
今までの私の関わりが原因でしょうか?」


というご相談です。


この言葉を口にするママさんは、
子どものことを真剣に考えている方です。


だからこそ、過去を振り返り、

「あの時、もっと認めてあげればよかった」

「注意しすぎたかもしれない」

「私が自信を奪ってしまったのでは」

と、自分を責めてしまいます。


でも、子どもの自己肯定感は、
親の一つの言葉や、過去の一つの
対応だけで決まるものではありません。


生まれ持った気質。

感じ方の繊細さ。

理想の高さ。

園や学校での経験。

友達との関係。

兄弟との比較。

いろいろなものが重なっています。


そして何より、子どもは今も成長の途中です。


過去の関わりを責め続けるよりも、

これからどんな経験を積ませてあげるか

に目を向けてほしいのです。


自己肯定感を育てることは、
ただ褒めることではありません。


「すごいね」

「よくできたね」

と伝えても、受け取れない子もいます。


その子が、

どんな時に自信をなくすのか。

どんな認められ方なら受け取れるのか。

どんな才能を「自分の良さ」と感じられるのか。

そこは、一人ひとり違います。


だからこそ、子どものタイプや
行動の背景を知ることが必要なのです。

KAGAYAKI TYPE METHODで大切にしていること

KAGAYAKI TYPE METHODは、困った行動に、きれいな言葉を付け替えるだけのものではありません。


「癇癪は情熱です」

「人見知りは観察力です」

「頑固さは信念です」

そう言われると、一瞬は安心するかもしれません。


でも、それだけでは、明日の関わり方は変わりません。


本当に大切なのは、

なぜ、その行動が起きているのか。

その行動の奥にある才能は何か。

その才能が困った形で表れている時に、何が必要なのか。

どんな言葉を掛けるのか。

どこまで待つのか。

どんな環境を整えるのか。

そこまで分かることです。


私は、お母さんにもう一つ
「正しい対応」を覚えてほしいのではありません。


年齢や場面が変わっても、

「この子は今、何を感じているのだろう」

と読み解き、自分で関わり方を選べるようになってほしいのです。


お母さんが自分を責めない。

子どもも責めない。

その上で、親子に今必要なことを選べる。

それが、私がこのメソッドを通してお伝えしたいことです。


体験会へ参加されていない方も、
今日ぜひ、お子さんの行動を一つ思い浮かべてみてください。


そして、

「この子を直すにはどうすればいい?」

ではなく、


「この子は、なぜこの行動をしているのだろう?」

と問いかけてみてください。


問いが変わると、見えるものが変わります。

見方が変わると、掛ける言葉が変わります。


そして、掛ける言葉が変わると、親子の未来も少しずつ変わり始めます。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

伊藤美佳

PS

今、個別セッションを通して改めて感じていることがあります。


多くのお母さんは、子育ての知識が足りないのではありません。


すでにたくさん学び、試し、頑張っています。


それでも迷ってしまうのは、

目の前の子どもに、今どの関わり方を
使えばよいのかを選ぶ軸がないから

なのです。


KAGAYAKI TYPE METHODは、
知識をもう一つ増やすためではなく、
これまで学んできたことを、
一人ひとりの子どもに合わせて
使える力へ変えるためのメソッドです。


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