【子どもの気持ち、最後に見ようとしたのはいつですか?】

こんばんは。
輝きベビーアカデミー代表の
伊藤美佳です。
先日、小学校の先生とお話をしていた時に、
とても印象に残った言葉がありました。
それは、
「今の子どもたちは、自分の気持ちを
言葉で表現できず、結果として暴れたり、
怒ったりしてしまう子が増えているように感じます」
というお話でした。
私はその言葉を聞いて、
子どもだけの問題ではないのかも
しれないなと思いました。
親子でも、
夫婦でも、
本当は伝えたいことがあるのに、
うまく言葉にできない。
相手の本当の気持ちがわからない。
だからすれ違う。
そんなことはありませんか?
実は、人の気持ちを理解する力は、
突然身につくものではありません。
赤ちゃんの頃から、
「今、どんな気持ちかな?」
「何を伝えようとしているのかな?」
と考え続ける中で育っていくものです。
赤ちゃんは言葉を話せません。
でも、
目線。
表情。
声のトーン。
体の動き。
たくさんのサインを出しています。
そのサインを受け取りながら、
「悲しかったのかな?」
「びっくりしたのかな?」
「やりたかったんだね」
と親が言葉を添えていくことで、
子どもは少しずつ
「自分の気持ち」
を理解できるようになります。
そして、
「自分の気持ちを言葉で伝える力」
も育っていくのです。
もちろん、今の子育ては本当に大変です。
家事もある。
仕事もある。
やることは山ほどある。
だから、
ずっと子どもだけを見ていてください、
と言いたいわけではありません。
でも、
お子さんが帰ってきた時。
寝る前の時間。
ごはんを食べる前の少しの時間。
ほんの10分でもいいのです。
スマホを置いて、
目と目を合わせてみる。
そして、
「今日はどんな気持ちだったのかな?」
と観察してみる。
言葉が返ってこなくても大丈夫です。
表情やしぐさから推測してみる。
その積み重ねが、
子どもの気持ちを理解する力を育て、
親子の信頼関係を育てていきます。
子どもの困った行動の多くは、
「わかってほしい」
「気づいてほしい」
「うまく言えない」
というサインであることがあります。
行動だけを見るのではなく、
その奥にある気持ちを見ようとすること。
それが、子どもとの関係を大きく
変える第一歩なのかもしれません。
今日、お子さんと過ごす時間の中で、
ほんの少しだけ立ち止まって、
「今、この子はどんな気持ちかな?」
と考えてみてください。
きっと昨日までとは違うものが見えてくるはずです。
伊藤美佳
