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能力をUPさせるには、子供が今夢中になっているものをやらせてあげる!

ミノムシの製作を2歳児クラスの
子供たちが行っていました。


まずはミノムシを動画で研究
ミノムシが葉っぱの衣をまとって
いく様子や出たり入ったりするところを
動画で見て楽しんだ後に製作をしました。


ミノムシの形をした紙に
公園で拾った葉っぱや
折り紙をちぎったもので
ミノムシの衣を作るために
スティックノリで貼る活動でした。


先生たちはミノムシの葉っぱを
くっつけるように促しますが

1人はスティックノリの蓋の開け閉め

1人はスティックノリでぐるぐる塗るのに集中
1
人は折り紙をちぎることが楽しくなって終始そればかり


誰1人として同じ活動をしている子は
いませんでした。


そして、それを良しとしている
先生たち。


何が言いたいかというと
同じ製作の活動をしていても
興味のあるところがそれぞれ
違うと言うことです。


そしてそれを思う存分やらせている
先生たちが素晴らしいのです。

大抵の先生はそこで製作を
進めることを指導します。


この通りに作りなさい、とね。


でも大事なのはそこではないのです。


その活動を通して自分が今
何に興味があってそれを集中して
やり遂げるかどうか!


が、大事なのです。


製作は単なる結果です。


その結果を喜ぶのは大人です。


子ども達は先生の言った通りの
製作をしても喜びません。


言われた通りの活動をしても
面白くないのです。


基本のやり方はあっても
そこから自分なりに工夫をして
製作をするから面白いのです。


そして、乳幼児の場合は
製作に至るまでに、いろいろなことに
初めて出会うので、全てが興味の
対象になるのです。


だから、大人は急かして
大人の都合で子供を動かしては
ならないのです。


子どもの世界はもっと自由で
広いからです。

スティクのりの蓋の開け閉めで
手指が器用になり、回して
閉める仕組みが理解できます。


折り紙をちぎる活動で
左右違った方向へ指をひねるので
指先の力がつき、ビリビリと言う
音と感触を楽しめます。


スティックのりでぐるぐると
塗りたくることで肩や手首の回転
指先の筋力、少し押しながら
のりを出す調整力を学んでいます。


これらは全て脳と繋がって
いますから学習効果も高くなるのです。


そう思うと、一つ一つが物凄い学びとなっているのです。


それを大人が見た目重視にすると
子どもの成長している過程を
おろそかにしがちです。


大人の都合で子どもに活動
させないでください。


子どもは今何が必要かを自分でわかっています。


自分にとって今、この瞬間に
成長したいところはどこか
知っています。


だから、やりたい!と思うのですし
今!これ!と自分で選べるのです。


それを大人が作ったカリキュラムで
子どもを当てはめようとするから
反発されたりやる気を失わせるのです。


それを輝きベビー保育園の
保育士さんは知っているので
子どもの夢中になっている
活動を見守ります。


例え製作が作り終えなくても
気にしません。


何が大事かをわかっているから。

どうぞ見た目の結果にとらわれず

今!子どもが何に夢中なのか

何をしたがっているのか!


と言う目線で子どもを観察してみてくださいね。


そして、できれば満足するまで
その活動をさせてあげてください。


それが将来爆発的な集中力を
発揮していくのですから。

【お問い合わせはカスタマーへご連絡ください。 info@kagayakibaby.org】

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