【癇癪の裏にある、本当の気持ちに気づいていますか?】

こんばんは。
輝きベビーアカデミー代表の伊藤美佳です。
お子さんが癇癪を起こしたとき、
「また始まった…」
「どうしてこんなことで泣くの?」
「いい加減にしてほしい」
そんなふうに思ってしまうこと、ありませんか?
でも実は、
癇癪を起こしている時点で、
子どもの心はもう限界まで来ていることが多いのです。
■ 癇癪は、突然起きているわけではありません
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癇癪は、その瞬間だけを見ても、
本当の理由は分かりません。
大事なのは、
癇癪を起こすまでに
どんなことがあったのかを見ることです。
何に戸惑っていたのか。
何が不安だったのか。
どこで頑張りすぎていたのか。
どんなサインを出していたのか。
そこに目を向けることで、
子どもの行動の見え方は大きく変わります。
■ 新学期は、子どもにとって大きな負担です
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たとえば今の時期。
新学期が始まり、
新しい先生、新しいお友達、新しい教室、
いつもと違う流れ。
大人が思っている以上に、
子どもはたくさんのことを感じ、
たくさんのことを考えています。
環境が変わるだけで、
子どもは疲れます。
不安になります。
でも、
その気持ちを自分でうまく言葉にすることはできません。
「なんだか疲れた」
「なんだか不安」
「なんだか心細い」
そんな感覚があっても、
自分で気づけないことも多いのです。
しかも子どもは、
まだ自制心や感情のコントロール力も育ち途中です。
だから夕方になると、
眠さや疲れも重なって、
「ママやって」
「片付けできない」
「こっち来て」
「そばにいて」
と、ぐずぐずしたり、
怒ったように言ったり、
わけの分からないことを言い出すことがあります。
でもそれは、
困らせたいからではありません。
本当は、
「もう頑張れない」
「分かってほしい」
「寄り添ってほしい」
というサインかもしれないのです。
■ 子どもの気持ちが見えないと、こちらも苦しくなる
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この背景が見えていないと、
親の側はこう感じます。
「なんで自分でやらないの?」
「さっきまでできてたのに」
「また甘えてる」
「いい加減にしてよ」
そしてイライラして、
怒ってしまう。
でも、もし自分が子どもの立場だったら、
同じように苦しくなることもあるかもしれません。
慣れない環境の中で頑張って、
気を張って、
疲れて、
でもうまく言葉にできない。
そんなときに、
一番近くにいる人に
「わかってほしい」と出してしまうのは、
ある意味自然なことでもあります。
■ でも本当に苦しいのは、子どもだけではありません
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ここで見落としやすいのが、
お母さん自身の気持ちです。
実は、
子どもにイライラするときって、
お母さんもまた、
自分の気持ちに気づけていないことが少なくありません。
本当は
疲れているのかもしれない。
余裕がないのかもしれない。
頑張りすぎているのかもしれない。
わかってほしいと思っているのかもしれない。
でもそれに気づかないまま、
「子どもが悪い」
「この子のせいでイライラする」
と、人のせいにしてしまう。
そして日常でそういうやり方をしていると、
子どももまた同じように、
「ママのせい」
「ママがやって」
「ママが分かって」
と出すようになっていきます。
■ 夫に対しても、同じことが起きていませんか?
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お母さん自身も本当は、
わかってほしい
寄り添ってほしい
気づいてほしい
手伝ってほしい
と思っているのに、
旦那さんがやってくれない。
気遣ってくれない。
分かってくれない。
その不満がたまって、
文句になってしまう。
子どもも同じです。
「わかってほしい」
「寄り添ってほしい」
「そばにいてほしい」
それを、ぐずぐずや怒りや癇癪という形で出していることがあります。
でも受け取る側に余裕がないと、
またイライラしてしまう。
こうして、
親も子も
「分かってほしい」
「でも分かってもらえない」
という悪循環に入っていくのです。
■ この悪循環を、いつまで繰り返しますか?
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子どもの癇癪をなくしたい。
イライラする毎日を終わらせたい。
そう思うなら、
表面の行動だけをどうにかしようとしても、
根本は変わりません。
必要なのは、
子どもの行動の奥にある気持ちを見ること。
そして同時に、
自分の気持ちにも気づけるようになることです。
なぜ私はこんなにイライラするのか。
なぜこの場面で苦しくなるのか。
私は本当は何を分かってほしいのか。
そこが見えてくると、
子どもへの見方も、
関わり方も、
驚くほど変わっていきます。
■ お知らせ
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明日、もう少し踏み込んで、
なぜ子どもの問題が繰り返されるのか
なぜ分かっていても変われないのか
について、お届けします。
そして15日に、
公開コーチングのご案内をお送りします。
子どものことを何とかしたいのに、
気づけば自分も苦しくなってしまう。
そんな毎日から抜け出すヒントを、
受け取っていただけたら嬉しいです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
伊藤美佳
