【新学期に崩れる家には、共通の“順番”があります】

こんにちは。
輝きベビーアカデミー代表の伊藤美佳です。
3月の終わり〜4月って、
なぜか心がザワザワしやすい時期ですよね。
仕事復帰、入園・入学、進級。
引っ越しや転勤で生活動線が変わる方もいます。
「ちゃんとしなきゃ」
「間に合うかな」
「子どもが荒れたらどうしよう」
そう思うのは、当たり前です。
■ なぜこの時期、気持ちが乱れやすいのか
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春は、親子ともに「変化に適応する」季節です。
大人は先回りして想像します。
・朝の準備が回るか
・園や学校に馴染めるか
・寝かしつけが地獄にならないか
そしてこの“親の緊張”は、言葉にしなくても伝わります。
子どもは敏感です。
「何が起きてるか」は説明できなくても、空気で分かります。
だから春は、よくこんな形で表れます。
・行きしぶり、口数が増える/減る
・甘えが増える
・疲れると荒れる/やたらハイになる
・いつもできていたことができない
これ、しつけ不足でも、わがままでもありません。
“困った行動”ではなく、
「今の状態のサイン」なだけ、というケースが本当に多いんです。
■ 本来子どもは…なのに、なぜ不安が増えるの?
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ここ、大事なのでハッキリ言います。
子どもは「未来の不安」を言葉で考えるより、
“いま目の前の空気”で安心・不安を決めます。
つまり、
親が不安
↓
家庭の空気が張る
↓
子どもが緊張する
↓
行動が荒れる/止まる
↓
親がさらに不安になる
このループが、春は起きやすい。
だから必要なのは、
「正しい声かけを増やすこと」より先に、
・いま何が起きているかを“見える化”すること
・家庭が回る“順番”を整えること
ここです。
■ まずは、あなたの子の「今の状態」を4つに分けると早い
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春に揺れる子を見ていると、ざっくり次の4タイプに分かれます。
A:ハリキリタイプ(頑張りすぎ)
外では頑張れても、家で崩れる
B:ドキドキタイプ(不安強め)
見通しがないと固まる、行きしぶる、甘えが増える
C:ハイテンションタイプ(疲れが行動に)
荒れる/ハイになる/眠いのに止まれない
D:ハテナタイプ(分からなくて止まる)
手順が多いと止まる/切り替えが難しい
ここで大事なのは、
“性格”として決めつけないこと。
「今の状態がどれに近いか」を仮置きするだけで、
やることが一気に絞れます。
■ それぞれ、最初の一手が違います
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A:ハリキリタイプ → 安心
一緒に緩める時間/ひとつ「やめる」を決める/寝る前の優しいケア
B:ドキドキタイプ → 見通し
先に予定を伝える/カレンダーに印をつける/「帰宅後何したい?」の会話
C:ハイテンションタイプ → 余白
煽らない/まず落ち着く時間/刺激を減らす/予定を詰めない
D:ハテナタイプ → 見える化・簡略化
手順を分解/一つずつ/環境を見直して「分かる形」にする
同じ「朝進まない」でも、
不安なのか、疲れなのか、分からないのかで、対応が変わるんです。
■ 今日、あなたに渡したい“1つだけ”
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ここから先、頑張らなくていいので
今日だけ、これをしてください。
「うちの子はいま、どれに近いと思う?」
A〜Dを、仮でいいので置いてみてください。
“正解”じゃなくていい。
仮で置くと、見え方が変わります。
そして見え方が変わると、
親の反応が変わり、子どもの反応が変わります。
私はこれを40年、現場と家庭で見続けてきました。
春は、親子の一年のスタートを決める時期です。
だからこそ、いま整える価値があります。
■ 4月に向けて
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4月は、「声かけだけでは変わらない」春の揺らぎを、
“うちの場合”に落として整える短期のプログラムを準備しています。
詳細は、準備が整い次第ご案内しますね。
今日はまず、
「不安=あなたが弱いから」ではなく、
「不安=状態のサイン」だと知ってもらえたら十分です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
伊藤美佳
