【私が今も忘れられない、子どものあの表情】

こんにちは。
輝きベビーアカデミー代表の伊藤美佳です。
ここ数日、
私の活動の原点について少しずつお話ししています。
モンテッソーリ教育との出会い。
そして、子どもを変える前に
大人の見方が変わることの大切さ。
今日はその続きとして、
私が今も忘れられない
“ある子どもの表情”について書きたいと思います。
私は長年、たくさんの子どもたちを見てきました。
その中で、何度見ても心が動く瞬間があります。
それは、
子どもが自分の力を使い切った時の表情です。
誰かにやってもらった時ではなくて、
自分でできた時。
言われたからやった時ではなくて、
自分で「やりたい」と思ってやりきった時。
その時、子どもって
本当に満たされた顔をするんです。
「できた」
「わかった」
「やれた」
「楽しかった」
そんな気持ちが、
言葉にならなくても
顔いっぱいにあふれているんです。
私は、あの表情が大好きなんです。
たとえば、
最初はできなかったことに
何度も挑戦して、
やっとできた時。
誰かと比べたわけでもなく、
褒められるためでもなく、
ただ自分の中で
「できた」と感じた瞬間に見せる、
あの満たされた顔。
あの顔を見るたびに、
この子の中には
こんな力があったんだ。
こんなに育とうとする力があるんだ。
そう思って、
胸がいっぱいになります。
でも逆に言うと、
子どもがその表情を見せられるのは、
自分の力を使える環境がある時なんです。
すぐに手を出されないこと。
急かされすぎないこと。
否定されないこと。
失敗しても大丈夫だと思えること。
そして、信じて見てもらえること。
そういう環境があるからこそ、
子どもは自分でやってみようとできる。
だから私は、
子どもを伸ばす方法だけではなく、
どんなふうに見守るのか。
どんな声をかけるのか。
どう環境を整えるのか。
そこをずっと伝えたいと思ってきました。
子育てをしていると、
どうしても
早くしてほしい
ちゃんとしてほしい
言うことを聞いてほしい
そんな気持ちになることがあります。
私も、お母さんたちの気持ちはよく分かります。
でも、子どもにとって本当に大事なのは、
“うまくやること”よりも先に、
“自分の力を使えた”という実感を持てることなんです。
その積み重ねが、
自己肯定感になり、
自信になり、
「またやってみよう」という力になっていきます。
私は、
もっとたくさんの子どもたちに
この“満たされた顔”をしてほしい。
そして、
その姿を見て、お母さんたちにも
「この子ってすごいんだ」
「ちゃんと育とうとしているんだ」
「私、信じて見ていていいんだ」
そう感じてもらいたいんです。
子育てって、
大変なこともたくさんあるけれど、
本当は
子どもの中にある力を発見していく、
とても希望に満ちた時間でもあります。
もし今、
お子さんのことで悩んでいたり、
うまく関われなくて苦しくなっていたりしたら、
今日ぜひ、
お子さんの表情を少しだけよく見てみてください。
夢中になっている時。
できた時。
嬉しそうな時。
満たされている時。
そこに、
その子の育とうとする力が
ちゃんと表れているかもしれません。
私はこれからも、
子どもたちのそんな姿を増やしたくて、
この活動を続けていきます。
次回は、
ここまで読んでくださった方に向けて、
私が今いちばん届けたいことを
改めてまっすぐお伝えしたいと思います。
今日も読んでくださって、ありがとうございました。
伊藤美佳
