【昨日の続きです。私の原点になった、ある出会い】

こんにちは。
輝きベビーアカデミー代表の伊藤美佳です。
昨日のメルマガでは、
私がなぜこの活動をしているのか、
そしてなぜ「子どもの困った行動」の奥にあるものを見てほしいと思っているのか、
そんな想いを書かせていただきました。
今日はその続きとして、
その想いの原点になった“ある出会い”についてお話ししたいと思います。
今の私の活動の始まりは、
長女がまだ小さかった頃の出来事にあります。
当時、長女のお友達が通っていた幼稚園で、
チックのような症状が出てしまったことがありました。
それをきっかけに、
「他の園も見に行ってみない?」
と声をかけてもらって、いくつかの幼稚園を見学することになったんです。
その時に出会ったのが、
モンテッソーリ教育の園でした。
私は、その園を見た瞬間、
本当に衝撃を受けました。
子どもたちが、
とにかく生き生きしていたんです。
誰かにやらされている感じではなく、
自分で選んで、
自分で動いて、
自分で夢中になっている。
先生は前に立って指示を出すのではなく、
必要な時にそっと支える存在でした。
自由なのに、乱れていない。
のびのびしているのに、ちゃんと育っている。
それまで私が見てきた教育とは、
まるで違う世界でした。
その時、私は心の底から思いました。
子どもって、
本当はこんなふうに育つ力を持っているんだ、と。
昨日のメルマガで、
私は「困った行動の奥に、その子だけの才能の芽が隠れていることがある」と書きました。
でも、その見方ができるようになったのは、
まさにこの出会いがあったからです。
それまでは私も、
子どもは大人が教えて、整えて、導かなければ育たない。
どこかでそう思っていたのかもしれません。
でも、本当は違いました。
子どもには、
もともと育とうとする力がある。
やってみたい力がある。
できるようになりたい力がある。
ただ、その力が伸びるかどうかは、
環境と、関わる大人の見方に大きく左右されるんだと知ったんです。
今、子育てをしていると、
なんで言うことを聞いてくれないんだろう
どうしてこんなに手がかかるんだろう
私の関わり方が悪いのかな
そんなふうに苦しくなることもあると思います。
でも、もしかしたらそれは、
その子が困った子だからではなく、
まだその子に合った見方や関わり方に出会っていないだけかもしれません。
私はあの日、
園で出会った子どもたちの姿を見て、
子どもを見る目が180度変わりました。
そして今もずっと、
あの時に受けた衝撃を、
お母さんたちにも届けたいと思って活動しています。
今日、お子さんの姿を見た時に、
「なんでこんなことするの?」ではなく、
「この子は今、何に夢中なんだろう」
「この子は今、何を育てているんだろう」
そんなふうに、一度見てみてください。
見方が少し変わるだけで、
親子の時間は本当に変わっていきます。
そして実は、
私がここまで「大人の見方が変わることが大切」と強く思うようになったのには、
もう一つ大きな経験があります。
それは、私が管理型の幼稚園の代表になった時、
子どもたちだけではなく、先生たちの表情まで変わっていく姿を見たことでした。
子どもを変えようとするのではなく、
まず大人の見方と関わり方が変わると、
現場そのものが変わっていく。
その出来事は、
今の私の活動のもう一つの大きな土台になっています。
次回はそのお話をしながら、
なぜ私が「子どもを変える前に、大人が変わることが大事」と伝え続けているのか、
もう少し深く書いてみたいと思います。
今日も読んでくださって、ありがとうございました。
伊藤美佳
