【あなたは子育ての3大リスクに陥っていませんか?】

こんばんは!
輝きベビーアカデミー代表の
伊藤美佳です。
いつもメルマガを読んでくださって
ありがとうございます。
今日も日曜日
ご家族で過ごされていて
愛情をたっぷり注いで
いらしたかと思います。
ただ、その愛情が時に、
思わぬ「リスク」となってしまう
可能性について、発達脳科学者であり
小児科医の成田奈緒子先生が警鐘を鳴らしています。
成田先生が指摘する、子育てにおける「3大リスク」。
それは…
過干渉
溺愛
矛盾
です。
ドキッとした方もいらっしゃるかもしれません。
一つずつ、具体的に見ていきましょう。
1. 過干渉:「あなたのため」が逆効果に?
過干渉とは、親が子どもの行動に過度に先回りして手や口を出し、必要以上にお世話を焼いてしまう状態です。
「あ、それは危ないからダメでしょう!」
「宿題は?先にこれをこうしなさい!」
と、子どもの自主性を待たずに指示やダメ出しをしてしまう…。
これでは、子どもは自分で考え、挑戦し、失敗から学ぶ貴重な機会を奪われてしまいます。
2. 溺愛:「かわいい我が子」の言いなりになっていませんか?
溺愛とは、子どもが言うことに全て親が引きずられてしまい、まるで親が子に服従するかのような関係性になってしまう状態です。
子どもに「これ買って!」「あれやりたい!」と言われると、「え〜、また…?」と内心思いつつも、結局は言いなりになってしまう…。
これでは、子どもは我慢することや、物事の分別、感謝の気持ちを学ぶ機会を失い、自己中心的な考え方を育んでしまう可能性があります。
3. 矛盾:言っていることと、やっていることが違う…?
矛盾とは、親が子どもに伝えている言葉と、実際の態度や行動が食い違っている状態です。
例えば、「あなたが楽しく過ごせればそれでいいのよ」と口では言いながら、テストの点数が悪ければ不機嫌になったり、「もっと頑張らないとダメじゃない!」と無意識にプレッシャーを与えてしまったりするケース。
これでは、子どもは何を信じれば良いのか分からず混乱し、親への不信感を抱いたり、情緒が不安定になったりすることも。
これらすべての根源は「心配」という名の愛情だった…
ここまで読んで、「うちも当てはまるかも…」と不安になった方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、成田先生は、これらの行動の根底には、親の「心配」という、子どもを思う深い愛情
がある、と指摘しています。
過干渉は、「子どもに失敗してほしくない」「辛い思いをさせたくない」という心配から、つい転ばぬ先の杖を差し伸べすぎてしまう。
溺愛は、「こんなことくらいで愛情不足だと思われたくない」「子どもに嫌われたくない」という心配や不安から、子どもの要求を断れなくなってしまう。
矛盾は、「子どものためにはこうあるべき」という理想(建前)と、「でも、やっぱり将来が心配…」という本音の狭間で揺れ動き、結果として一貫性のないメッセージを発してしまう。
そう、すべてはお子さんを大切に思うからこその行動なのです。
その愛情は本物です。
では、どうすればこれらのリスクを避けられるのでしょうか?
大切なのは、その「心配」のエネルギーを、少しだけ方向転換してみること。
「失敗させない」ための先回りではなく、「失敗から学べる」と子どもを信頼し、見守る勇気。
「嫌われないか」という不安から要求を飲むのではなく、「今はダメ」と伝えることで社会性を育むという愛情。
本音と建前で揺れるのではなく、親自身も一貫した態度を示し、「ありのままのあなたで大丈夫」という安心感を伝えること。
もちろん、これは簡単なことではありません。
しかし、これらのリスクを意識し、日々の関わり方を見直すことが、お子さんの「生きる力」を育む大きな一歩となるはずです。
もし、どれかに当てはまっていると
感じたら少し意識してみてね。
そして、そのあなたの思考の
パターンは代々刷り込まれている
ということを知って
根本から見直す!!!
ぜひ色々な機会でお伝えしているので
見逃さずに学びに来てくださいね。
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【0-3歳】言葉が遅い時に見直してほしい“話しかけ”の量
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輝きベビーアカデミー代表
伊藤美佳