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【お子様の要求がエスカレートしてくるとつい許していませんか?】




こんばんは!

輝きベビーアカデミー代表の
伊藤美佳です。




最初はダメだと言っていたのに、
お子様の要求がエスカレート
するとつい許してしまっていませんか?




子どもはいつも相手の反応を
試しています。




一度でも折れて子どもの
要求に応えてしまうと、
次のように学習してしまいます。




「暴れたら要求に応えてもらえる」


「何度もしつこく言えば応えてもらえる」


「癇癪を起こすと応えてもらえる」




これは行動分析学で言う《間欠強化》
が起きている状態です。




間欠強化とは、行動に対する
報酬や強化を毎回ではなく、
不定期に与えることを指します。




良い行動に対して報酬を
与えるのは良いですが、



望ましくない行動に対して
たまに要求を通してしまうと、
その行動が強化されてしまいます。




例えば、おもちゃが欲しいと
子どもが激しく泣いたり
暴れたりすると、「こんなに
泣かれたら人目もあるし」と
思ってつい買ってあげることがあります。




すると、次からもっと激しく
泣いたり暴れたりするようになります。




これが間欠強化の影響であり、
子どもは「泣き続ければ要求が叶う」
と学習してしまいます。




してほしくないことをされた場合、
一貫した対応が重要です。




子「おもちゃ買って」

母「おもちゃは買いません」

子「やだ〜買って〜〜」

母「おもちゃは買いません」

何を言われても、同じ言葉を
淡々と繰り返します。




これだけで良いのです。




駄々をこねる姿を見るのは
恥ずかしいかもしれませんが、

親として動じずに一貫した
態度を示すことが大事です。




そうすることで、子どもは
この行動が効果がないと理解し、
困った行動は次第に減っていきます。




たった一度要求に応えただけで
後から大変なことになって
しまうなら、頑張って一貫した
態度をとって乗り切りましょうね。


【お問い合わせはカスタマーへご連絡ください。info@kagayakibaby.org】


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